ノルウェーから東京上野へ キュッパのびじゅつかん―みつめて、あつめて、しらべて、ならべて

展覧会は終了しました

7月18日(土)~10月4日(日)

作品・作家

オーシル・カンスタ・ヨンセン

オーシル・カンスタ・ヨンセン
Åshild Kanstad Johnsen

1978 年 ノルウェー、ベルゲン生まれ。アーティストである父の影響もあり、幼少期より絵を描きはじめ、ベルゲン国立芸術大学に入学しデザインを学ぶ。木の枝や、木の根っこを収集する趣味から、それらを模写するようになる。デビュー作である『KUBBE LAGER MUSEUM』(日本語題:キュッパのはくぶつかん)は、母国ノルウェーだけでなく、フランス、スウェーデン、ドイツ、韓国でも高い評価を得ている。続編に『キュッパのおんがくかい』。

栗田宏一

栗田宏一
Koichi Kurita

1962 年 山梨県生まれ。「世界の多様性」をテーマに、足もとの土のありのままの美しさ、尊さをアートを通して伝えている。主な個展に「Bibliothèque de terres / Île-de-France」ドメーニュ・ド・シャマランド/エソンヌ、フランス、「mille terres mille vies」モビュイッソン修道院/バル・ドワーズ、フランス(2014)、グループ展に、「Le FDACs'expose en Essonne 2015」ガティネ・フランセ自然公園/エソンヌ、フランス、「愛知ノート」愛知県陶磁美術館/愛知(2015)、「観光する美術」和歌山県立近代美術館/和歌山(2014)などがある。著書に、「KÔICHI KURITA」LIENART(2014)、「土の色って、どんな色?」福音館書店(2006)、「土のコレクション」フレーベル館(2004)など。

岩田とも子

岩田とも子
Tomoko Iwata

1983 年 神奈川県生まれ。地球、太陽、銀河といった宇宙規模の事象に自作の装置やアイディアで向き合い制作を続けている。発表形態は多様で、野外インスタレーション作品「JITENSHA-地球運転装置-」、畑で作物を育てながら地球と太陽を一つの装置としてみる作品「SILENT MIXER」、宇宙への挑戦状的ドローイング「サンクレバス -太陽が二つでた-」などがある。近年は自然学校の講師と共同で森の中で子どもワークショップを行うなど、アートと自然科学のつながりを探り出すことにも挑戦している。2011 年より地元の裏山を中心に自然物の記録をし続けており、2013 年「PPR 空想地学研究所」を設立、所長を務める。

日比野克彦

日比野克彦
Katsuhiko Hibino

1958 年 岐阜県生まれ。1980 年代、時代を映す作風で注目され、近年では、地域の人々と制作を行いながら、受け手の力に焦点を当てたプロジェクトを展開している。2010 年より「海底探査船美術館プロジェクト」を開始し、瀬戸内国際芸術祭2013 に於いて「一昨日丸」「ソコソコ想像所」を発表。2013 年より「六本木アートナイト」アーティスティックディレクター。日本財団アール・ブリュット美術館合同企画展「TURN/陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」監修(2014-2015 年)。現在、東京藝術大学美術学部教授、岐阜県美術館館長、日本サッカー協会理事。

小山田徹

小山田徹
Toru Koyamada

1961 年 鹿児島県生まれ。京都市立芸術大学日本画科卒業。1984 年に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。ダムタイプの活動と並行してさまざまな共有空間の開発を始め、京都にてコミュニティーセンター「アートスケープ」(1992)の創立、「ウィークエンドカフェ」(1994)の運営を行うほか、コミュニティーカフェである「Bazaar Cafe」(1998)の立ち上げに参加。近年は東日本大震災後に宮城県女川町にて住民や建築家らと結成した「対話工房」のメンバーとして、コミュニティーの再生に携わる。京都市立芸術大学教授。

アラン・ケイン

Photo credit: Leo Mallock

アラン・ケイン
Alan Kane

英国、ノッティンガム生まれ。作り手側であるアーティストとその作品を見る側の人々との境界をあいまいにすることに関心を持っている。特定の芸術分野に特権を与えるようなヒエラルキーのシステム、特にいわゆる「高尚な芸術」と呼ばれるようなものと、より一般的な文化的活動の境界とはなにか?といったことを問いかける作品を制作している。主な個展に、「The Stratford Hoard」Stratford Station/イギリス(2008)、「Punk Shop」Ancient and Modern/イギリス(2013)、「Orphaned Dishes」Whitechapel Gallery/イギリス(2011)などがある。

ミュージアム・コレクション

アチック・ミューゼアム・コレクション(国立民族学博物館)

アチック・ミューゼアム・コレクション
(国立民族学博物館 所蔵)

宮澤賢治採取 石のコレクション
(岩手大学農業教育資料館 所蔵)

木村蒹葭堂貝石標本
(大阪市立自然史博物館 所蔵)

墨壷コレクション
(竹中大工道具館 所蔵)

種子・キノコの標本
(大阪市立自然史博物館 所蔵)

タイルコレクション
(世界のタイル博物館 所蔵)

ノルウェー収集資料コレクション
(国立民族学博物館 所蔵)